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《自薦THEどんでん返し》の感想

 

自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)

 こんばんは。主かです。

 ご存知の方もいらっしゃるとは思うのですが、私小説を読むのが大好きで、その中でも、生粋の『どんでん返し好き』なんです。

 「どんでん返し」という言葉が聞きなれない方もいらっしゃるでしょうか。要するに、小説の最後に自分の想像(予想?)全てがひっくり返り「騙された!」と大声で叫べるような小説・・・そういう小説が大好きなんです!!

 

 今回はそんな私の大好きな『どんでん返し系』の短編がたっぷり6本詰まった、《自薦THEどんでん返し》のレビューをしていきたいと思います。執筆者陣は、綾辻行人さん、有栖川有栖さん、西澤保彦さん、貫井徳郎さん、法月綸太郎さん、東川篤哉さんの豪華6名!いやもう、推理小説界の大御所が揃い踏みです。こんなの面白くないわけないですよね!!!

 それでは早速いきましょう!

 

あらすじ

 名だたる本格ミステリの書き手があなたを仰天させる! ミステリには不可欠のラストの驚き、どんでん返し。
6人の作家が自作から「これは」というどんでん返し作品を自ら選び、読者に届けます。どうぞみなさん、だまされてください。(Amazon内容紹介より引用)

   

感想

 本作は、

 綾辻行人さんの『再生』

 有栖川有栖さんの『書く機械』

 西澤保彦さんの『アリバイ・ジ・アンビバレンス』

 貫井徳郎さんの『蝶番の問題』

 法月綸太郎さんの『カニバリズム小論』

 東川篤哉さんの『藤枝邸の完全なる密室』

 この六つの短編から構成されています。私が特に「面白かった!」と感じたのは、カニバリズム小論』と、『藤枝邸の完全なる密室』でした。

 実は法月さんの小説はここでが初読みで、まぁそれはそれは、最後のどんでん返しに度肝抜かれました(笑)

 背筋が凍るようなラストシーンには戦慄します・・・。これこそ『どんでん返し』の最大の魅力だよなぁ・・・。

 本作は短編なので、40ページちょっとくらいで終わる作品なのですが、その短い中でも最後に「おおっ・・・(ドキドキ)」とゾクッと鳥肌が立つようなオチを見せつけられました。法月さんの他の小説も読みたい!!

 東川さんは『謎解きはディナーのあとで』が有名ですが、本作『藤枝邸の完全なる密室』も結構ユーモアミステリな感じ。コミカルでギャグ要素たっぷり「ふふっ」って笑えるのに、謎解きやミステリー要素はかなり筋がしっかりしていて、ミステリーとしても完成度が高いと思います。

 

まとめ

 『どんでん返し』が銘打ってありますが、ホラーテイストであったり、完全にミステリーだったりと、作風は様々。いろんな作風が一気に楽しめると思いますよ!

 

 この中の作家さんが好きでも、全員知らなくても、『どんでん返し』が好きでも、ミステリー小説が好きでも楽しめる一作品だと思います。

 「長編はちょっと手を出しにくいけど、短編なら・・・」という方や、「『どんでん返し』なんて始めて読むんだけどどんなの??」っていう方に最高にオススメしたい。ここで新たに自分好みの作家さんを見つけるのも面白いかも。

 

 やっぱり『どんでん返し』って最高に面白い!!!

 

 それでは!

 

 

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