エスケープすいい

日々のことを書くどこかにいる大学生のブログ

私の好きな映画【明日、君がいない】を紹介する

映画を見るのが好き!

 こんにちは。主かです。

 映画好きな人って意外と多いですよね!私は「映画好き」と公表するほどではないのですが、映画を見るのは好きで、人並み程度に見ています(笑)

 そんな私が好きな映画、結構たくさんあるのですが、今日はその一つをご紹介しようと思っています。

 

明日、君がいない

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 タイトルは【明日、君がいない】。2006年に作られたオーストラリアの映画です。原題は【2:37】。映画好きの方は知っているかもしれませんね!

 日本でのキャッチコピーは『追いつめられても、SOSが届かない』。キャッチコピーから大体察せますが、あまり明るい話ではないです。

 

※ネタバレなし

あらすじ

 午後2時37分。オーストラリア南部の高校で誰かが自殺を図る。

 

  導入部で誰かが命を絶ったと思わせるような描写があり、時間が巻き戻り、登校から事件が起こる2時37分までを、それぞれ悩みを抱えた生徒6人の視点から時系列を行ったり来たりして物語は進みます。

 弁護士を目指す優等生のマーカス、両親の自分に対する扱いに不満を抱くマーカスの妹メロディ、スポーツマンで人気者のルーク、自分たちは最高のカップルと信じるルークの恋人サラ、ゲイに対する差別に悩みマリファナに手を出すショーン、排尿障害によりいじめを受けるスティーブン。

 6人の高校生はそれぞれに辛い家庭環境や過去、悩みを背負っています。


 自殺するのは誰なのか、いったい何が原因だったのか…。

 

www.youtube.com 

感想

 この映画ですが、凄まじくリアリティがあります。

 当時19歳の子が撮った作品ということで、いじめなどの描写にものすごくリアルさがあって胸が痛みます。

 割と淡々と物語は進んでいくのですが、最後には「ハッ」と気づかされるものがあります。結末はどうも賛否両論らしいのですが、私はかなり胸に残るラストでした。

 どうでもいいんですが、私結構見た映画のラストとかすぐ忘れちゃうんですけど(アホ)、この映画だけは何年も前に見たのに、今でも内容とラストをはっきり覚えています。

 そのくらいインパクトがあって、衝撃的な映画でした。

 ちなみにこの映画ですが、「鬱映画」で調べると割と効果率で食い込んでるので、見るときはちょっと元気な時にしましょうね!!!!

 

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※以下ネタバレを含みます

 詳しい感想は以下に。まだ映画を見ていない方は見てから見てね!

 

 

 

 

 

 この物語ですが、実は自殺したのは上記6人の誰でもない「ケリー」という女子生徒でした。

 ケリーが自殺を図るシーンで、「え?この子誰?」と感じたのは決して私だけではないはず・・・。多分それが監督の狙いなんだろうなぁ、と思ったり。

 ケリーは作中様々な場面で登場しますが、正直存在感が薄すぎる【脇役】的ポジション。

 脇役のケリーは私たちに認知はされてないし、物語に大きくは関わってきません。でも明るくて、「悩みなんてなさそう」なケリー。でもケリーは常に第三者だったんですね。

 6人は当事者ですが、ケリーだけはどこにも属せなかった。誰かと特別親しいわけでもなく、仲が悪いわけでもなかった。空気っていうんですかね。とにかく、「いてもいなくても関係なかった」存在がケリーだったんです。

 

 そんなケリーですが、もちろんケリーの人生の中ではケリーが当事者で主人公です。

 ケリーに具体的にどのような過去があってどのような家庭環境だったのかには深く触れられていませんでしたが、どのような状況であれ、誰だって構ってもらえなければ(当事者にすらなれなかったとしたら)「私を見て!」「私のこと認識してよ!」って思うはずです。作中、ケリーは自分の存在を認めて欲しくて、いろんな人に話しかけていました。(皆興味持ってなかったけど・・・)

 

 しかし皮肉なことにそのケリーの存在を私たちが初めて認めた理由は、「自殺をしたから」でした。

 

 だから、【明日、君がいない】。「あなた」でも「私」でもない第三者の「君」がいない。・・・って個人的に思います。

 ここに書いたことは勝手な私の解釈なので、絶対とは言い切れませんがね(笑)

 それにしてもすごくいい映画を見せてもらったなぁ。また時間作って見直してみたい。

 

 

 

 それでは!