エスケープすいい

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池田將友《弁当男子》の感想

弁当男子

 こんにちは。主かです。

  今回は、先日読みました、池田將友さんの小説《弁当男子》について感想を書いていこうと思います。

 ※ネタバレなし

あらすじ

 「僕が作った弁当を味見してくれ」

 茶色くてしょっぱい弁当を巡る、先生と男子高校生の、思わず心がほころぶ物語。 

 感想

 初読みの作家さんでした。出版された小説はこの1作品のみのようです。

 本作品は「ありがとう大賞」の特別賞受賞作。「ん?【ありがとう大賞】ってなんだ??」と思ってネットで調べてみました。「ありがとう大賞」というのはその名の通り、PHP研究所が創設した「ありがとう」をテーマにした小説のアワードのようです。

 

 本作品を読もうと思ったきっかけは、このふんわりとした素敵な表紙に惹かれたからに他ありません。

 主な登場人物は二人。

 学校になかなか馴染めず喧嘩っ早い主人公、島本。

 そして少し不思議な美術教師兼生活指導担当万場博。通称、万博先生。二人のやり取りがテンポ良く、サクッと読了できました。

 

 話は変わりますが、昔「弁当男子」って言葉流行りましたよね?

 ・・・

 ・・・

 あれ?流行ってなかったっけ・・・(記憶喪失)

 弁当作れる男子って素晴らしいですよね・・・。あ、「料理男子」って言葉が流行ったんでしたっけ!!

 

 もちろん万博先生もその料理男子の一人!!

 ・・・と言いたいところですが、実際は焼きそばと唐揚げしか入っていない茶色いお弁当しか作れない万博先生・・・。

 そんな万博先生が毎日自作のお弁当を作ってくる理由は、母親に「お弁当くらい自分で作って、きちんと自立しなさい」と言われたからでした。(というのも万博先生は未だに母親に作ってもらった弁当を学校に持ってきていたのです・・・)

 

 母親に自分が自立して、美味しい弁当が作れる姿を見せるために、お昼休みは菓子パン生活だった島本をターゲットにして、「味見してくれ」と頼み込み、毎日お弁当を作って島本に味見をしてもらいますが本当は・・・。

 

「ありがとう大賞」受賞作ということに納得な本作品。身近なあの人に「ありがとう」って言いたくなる素敵な作品でした。

 是非是非読んでみてくださいね!

 

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